ファーストナビ歯科衛生士は怪しい?利用して大丈夫な理由を徹底解説

ファーストナビ歯科衛生士は怪しい?アイキャッチ画像
この記事の要約
  • ファーストナビ歯科衛生士は怪しくない
    • 理由①運営陣が明確
    • 理由②多くの賞を受賞している
    • 理由③年間2万人の歯科衛生士が登録
  • 歯科衛生士におすすめの転職サイト

この記事では、ファーストナビ歯科衛生士が怪しいかどうか解説しています。

結論、ファーストナビは信頼と実績のある歯科衛生士に特化した転職エージェントです。怪しいサイトではありません。

10社以上の転職サイトを利用した歯科衛生士の筆者が、「ファーストナビ歯科衛生士は怪しいのか」と「ファーストナビ歯科衛生士の全特徴」を徹底的に解説していきます。

この記事を書いた人
歯科衛生士による歯科衛生士のための情報サイト【みすログ】管理人みすー
管理人:みすー
  • 業界10年以上の現役歯科衛生士
  • 2度の転職で年収100万UP
  • 転職アドバイザー
もっと詳しく

みすログでは「歯科衛生士のための総合情報サイト」をコンセプトに、主に歯科衛生士の転職について発信しています。

ファーストナビ歯科衛生士とは
ファーストナビ歯科衛生士のサイト画像
引用:ファーストナビ歯科衛生士公式サイト
ファーストナビ歯科衛生士の特徴
  • 一都三県の公開求人数が業界最多
    • 全国的に最大級の求人数だが、一都三県では業界ナンバーワン
  • 求人サイトではなく転職エージェント
    • 求人には直接応募できない。必ずファーストナビ担当者と電話面談する必要がある。
  • DH資格を持つアドバイザー複数在籍
    • 将来のキャリアビジョンを含め、アドバイスの的確さは圧倒的

ファーストナビ歯科衛生士は、2014年にサービスを開始した「歯科衛生士・歯科助手の転職に特化した転職エージェント」です。

全国どの地域でも求人数が多く転職開始から入職後まで手厚いサポートが魅力の紹介型転職サイトです。

歯科衛生士免許を持ったアドバイザーが複数在籍し、経験をもとに専門的なアドバイスをしてもらえます。デンタルワーカーで物足りなさを感じた方はファーストナビ歯科衛生士に登録しましょう

\求人数業界最大級/

DH免許保持のアドバイザー在籍

管理人

歯科衛生士免許をもったキャリアアドバイザーが複数在籍しているのはファーストナビ歯科衛生士ならではの強みですよ。

ファーストナビ歯科衛生士の基本情報
タイプ転職エージェント
求人数26,078件(DH 15,948件/DA 10,130件)
+非公開求人※2024.07現在
雇用形態正社員・パート
連絡手段電話・メール・LINE
対象地域全国
就職先歯科医院・病院・学校・企業
許認可番号01-ユ-300369
運営会社株式会社ファーストコネクト
電話番号0120-111-539 平日9:30~20:30
公式サイトhttps://sikaeiseisi.firstnavi.jp/
引用:ファーストコネクト
ファーストナビ歯科衛生士の口コミ

はじめは連絡がたくさん来て驚きましたが、希望の条件に合う歯科医院から急募の求人が出たとき担当の方が真っ先に連絡をくれ嬉しかったです。

当サイト独自のアンケート
目次

ファーストナビ歯科衛生士は怪しいのか?

怪しいのか?

結論からお伝えすると、決して怪しいサービスではありません。

ファーストナビ歯科衛生士は厚生労働省から認定されていて「求人数12,000件以上」かつ「年間2万人の歯科衛生士」が登録・利用している転職サイトです。

怪しくない理由は以下の通りです。

怪しくない理由
  • 運営陣が明確である
  • 多くの賞を受賞している
  • 年間2万人のDHが登録・利用している

根拠を明確にして、怪しくない理由を1つずつ紹介していきます。

理由①運営陣が明確である

運営元である株式会社ファーストコネクトのリクルートサイトでは、運営陣が顔とフルネームが公開されています。仮に怪しい事業をしていたら、ここまで公開できません。※当サイトでは個人情報保護の観点からモザイク処理をしております。

運営メンバー

ファーストコネクト採用情報サイトより引用

また同様に、ファーストナビ歯科衛生士で働くキャリアアドバイザーも顔出し名前出しで記載されています。

ファーストナビ歯科衛生士公式サイトをもとに作成 ファーストナビでは、キャリアエージェントの紹介ページがある。顔が見える安心感があるのは、他サービスにない強み。
ファーストナビ歯科衛生士キャリアエージェント紹介をもとに作成

このように実名顔出しでサービスを運営しているので、怪しいことはできません。

管理人

とても透明性が高いですね。

基本情報

ファーストナビ歯科衛生士を運営するファーストコネクトの基本情報です。

運営会社名株式会社ファーストコネクト
グループ設立年2014年
事業内容医療・歯科業界の転職支援サービスなど
所在地〒060-0001 札幌市中央区北1条西5-2 札幌興銀ビル6F
引用:ファーストコネクト会社概要

ファーストコネクトは医療・歯科業界の転職支援が専門です。

ファーストナビ歯科衛生士のほかに、こちらを運営しています。▼
  • ファーストナビ歯科医師
  • ファーストナビ介護
  • ファーストナビ看護師
ファーストコネクト公式サイトより人材紹介サービスの紹介
ファーストコネクト公式サイトより引用

医療の分野に特化しているのでそれぞれの業界に精通した担当者が悩みをしっかり聞いてくれます!

理由②多くの賞を受賞している

歯科業界におけるリーディングカンパニーである株式会社ファーストコネクトは、数々の賞を受賞しています。

賞を受賞している背景には、ファーストコネクトの企業としての体制の素晴らしさがあります。

ファーストコネクトの企業理念

ファーストコネクト企業理念
引用:First Connect

ファーストナビ歯科衛生士を運営するファーストコネクトでは、「社会のひずみを解消し、四方よしを実現します」という企業理念を掲げています。

四方良しとは、買い手良よし、売り手よし、世間よしの三方よしの精神に社員も幸せであるべきという考えを加えたもの

社員の働きやすさははワーク・ライフ・バランス企業にも認証されているほどで、数々の賞につながっています。(※2017年ワーク・ライフ・バランス企業認証

管理人

数々の賞を受賞していて社会的に信頼できますね。

理由③年間2万人のDHが登録している

3つ目のファーストナビ歯科衛生士が怪しくない理由は、すでに多くの歯科衛生士が利用している点です。

  • 業界最大級の求人数:約12,000件+非公開求人
  • 年間登録者数:約20,000人

公式サイト上で明確に数字を出しているので信頼性が高いです。

成長し続けるファーストコネクト

ファーストコネクト業績
ファーストコネクト公式サイトより引用

年々事業を拡大し成長し続けているファーストコネクトは、売上高が上昇し続けています。

管理人

年々事業を拡大し勢いを増しているのがわかりますね。

ここまでのまとめ

怪しくない理由
  • 運営陣が明確である
  • 多くの賞を受賞している
  • 年間2万人のDHが登録している

怪しくない理由をまとめると上記の通りです。

一般的な転職支援サービスなので、安心して利用できますよ。求人数も多くサポートも手厚いので、是非登録してみてください。

\求人数業界最大級/

DH免許保持のアドバイザー在籍

ファーストナビ歯科衛生士の強み・メリット

オススメな理由
ファーストナビ歯科衛生士の強み・メリット
  • 事前に医院の内部事情が聞ける
  • 理想・希望の求人を紹介してくれる
  • LINEでやり取りができる

①事前に医院の内部事情が聞ける

スクロールできます

求職スタートから就職までスムーズで、自分から聞きにくい給料の件も代わりに聞いていただけたことがよかったです。 またホームページや求人サイトだけではわからない具体的な雰囲気や、細かいことも教えていただけました。 担当エージェントの方は就職までしっかりとフォローしてくれました。 こちらの都合に合わせていただいたり、雇用形態の変更を無理にお願いした時もすぐに先方に聞いてくださり、臨機応変に対応していただけてとても良かったです。 またいつも明るく接しやすく話しやすかったです。

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

今回利用させていただいて、自分の都合の良い時間帯に連絡をしていただけることや、メッセージアプリなどでのやり取りができることがこんなに楽なんだと自分でも驚きました(笑) 不安や質問に対するレスポンスも早く、信頼感を持てました!

確かな医院先の情報も確認した上できちんと提示していただけるのも安心でした。 特に福利厚生に関してはネット上の求人だけは全てが見えないですし、自分から有給や賞与に関しては聞きにくい気持ちがあったため、きちんと確認していただけるのが嬉しかったです。 じっくりと、その当時の不安や転職のタイミングを相談に乗ってくださって、とてもありがたかったです。

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

旦那の転勤で再就職しましたが、土地勘がない中で就職先を探したり、自分から複数の医院の面接予約を取るのは大変なので、それらをお任せできるファーストナビさんを利用して良かったと思います。 また、医院の情報もより詳しく教えていただけて良かったです。 再就職の際働く上でいくつか希望がありましたが、担当の方から予め先方に確認を取る事を提案して頂き、とても助かりました。 また、初めに出した条件以外でも良い条件があれば教えて頂けるなど、柔軟に対応して頂けました

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

口コミから分かるように、ファーストナビで転職活動を行うとキャリアエージェントを通じて事前に歯科医院の内部事情が分かります

入職前に知っておきたいこと
  • 職場の人間関係
  • 実際の残業時間や業務内容
  • DHアポイントの時間
  • 新人ブランクありのDHへの教育体制

など

このように実際に働く前に知りたいことは山ほどありますが、なかなか自分では聞きずらいですよね。

衛生士免許保持のエージェントもいます

ファーストナビ歯科衛生士では自分で聞きずらいことを担当のキャリアエージェントが代わりに聞いてくれます。キャリアエージェントは転職サポートのプロ集団です。

実はこの中には歯科衛生士の資格をもつキャリアアドバイザーが何人もいます(参考:ファーストナビ公式サイト

ファーストナビ歯科衛生士公式サイトをもとに作成 ファーストナビでは、キャリアエージェントの紹介ページがある。顔が見える安心感があるのは、他サービスにない強み。
ファーストナビ公式サイトをもとに作成

歯科衛生士の資格をもったキャリアアドバイザーは、あなたの悩みに親身になって聞いてくれますよ。

管理人

事前に歯科医院内部のことが分かるとミスマッチが起きにくい!

②理想・希望の求人を紹介してもらえる

スクロールできます

実際に利用してみて、自分の理想・希望の条件の求人を探してもらえた点がよかったです。 希望にあった求人を複数ピックアップしてくれたことで、自分の理想の求人に近づけました。 こまめに連絡をくれ、就職がスムーズに決まりました。 担当の対応もよく、そこまで固くなくて話しやすかったです。

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

利用してみた感想として、とてもよかったと思いました。 特に複数候補をあげてもらえて選択ができたことがよかったです。 また、面接対策をしてもらえたことで、前準備をすることで自信を持って面接にいくことができ、助かりました。 担当者の方にはすごく相談に乗ってもらえて、自分に合ったところををいくつもあげてもらえました。 とても話しやすく、転職活動以外のことでも、何気ない会話もしながら、親近感を持って話ができました。 電話が楽しく、信頼してお任せすることができました。 また、メッセージアプリを活用することで連絡が取りやすく、ストレスを感じませんでした。

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

・職場の希望を親身になって聞いてもらえ、自分に合いそうなところを紹介してくれる。

・見学や面接のアポとりを仲介してもらえる。

・実際に院長やスタッフさんとお話されているので、正直な職場や働いている雰囲気を知ることができる。

・ハローワークなどに載ってないような求人も紹介してくれる

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

口コミからファーストナビ歯科衛生士で転職成功した利用者は、複数の求人を紹介してもらっています

複数紹介してもらえるということは、それだけ条件に合った歯科医院の情報をたくさん知っているということ!

ファーストナビ歯科衛生士約12,000件
歯科転職ナビ約6,900件
クオキャリア約1,300件
JOB歯科AGENT約2,000件
GUPPY約10,000件
歯科衛生士に特化したサイトの求人数の比較

この表から分かるようにファーストナビ歯科衛生士では取り扱う求人数が業界の中でも多いです。

管理人

それだけじゃないよ!

公開求人約12,000件に加え、非公開求人も取り扱っています。※非公開求人とは一般に公開されていない初回経由で歯科応募できない求人のこと。

だから自分に合った職場が見つかるんですね。

③LINEでのやり取りが便利

スクロールできます

今回利用させていただいて、自分の都合の良い時間帯に連絡をしていただけることや、メッセージアプリなどでのやり取りができることがこんなに楽なんだと自分でも驚きました(笑) 不安や質問に対するレスポンスも早く、信頼感を持てました! 確かな医院先の情報も確認した上できちんと提示していただけるのも安心でした。

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

 担当者の方にはすごく相談に乗ってもらえて、自分に合ったところををいくつもあげてもらえました。 とても話しやすく、転職活動以外のことでも、何気ない会話もしながら、親近感を持って話ができました。 電話が楽しく、信頼してお任せすることができました。 また、メッセージアプリを活用することで連絡が取りやすく、ストレスを感じませんでした

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト

メールはあまり使わず、メッセージアプリを使うことが多いので、そちらで連絡ができる方がよいですね。

ファーストナビ歯科衛生士公式サイト
ファーストナビでの連絡方法
  • 電話
  • メール
  • LINE

ファーストナビではキャリアエージェントと、電話だけでなくメールやLINEでも連絡が取れます。

LINEだとあとで見返すことができますし、自分の好きなタイミングで返事ができますよね。

管理人

担当のキャリアエージェントにLINEで連絡を取りたいと言ってみよう!

歯科衛生士におすすめの転職サイト

歯科衛生士向け転職サイトおすすめ

歯科衛生士におすすめの転職サイトを紹介していきます。厳選するにあたり、下記の軸で比較して表に整理しました。

転職サイトの比較ポイント

まずは転職サイトの概要をまとめた表とTOP10の特徴を解説していきます。

スクロールできます
順位転職サイト総合評価公開求人満足度特徴・コメント詳細
第1位の意味を示すトロフィー
1位
デンタルワーカーロゴ
デンタルワーカー
約13,798件4.4/5.0
高い
業界大手で全国に39拠点あり
専門性の高いアドバイザーが多数在籍
詳細
第2位の意味を示すトロフィー
2位
デンタルハッピー ロゴ
デンタルハッピー
約6,132件4.5/5.0
高い
初めての転職なら必ず登録しておきたい!
新卒/既卒に選ばれ続けるエージェント
詳細
第3位の意味を示すトロフィー
3位
ファーストナビ歯科衛生士ロゴ画像
ファーストナビ
約15,948件4.0/5.0
普通
求人数最大級。4人に1人のDHが登録!
DHの資格をもつアドバイザー複数在籍
詳細
4位ジョブメドレーロゴ
ジョブメドレー
約16,913件4.0/5.0
普通
業界大手GUPPYを買収で絶好調!
77の検索項目からマイペースに職場選び
詳細
5位歯科転職ナビロゴ
歯科転職ナビ
約7,953件4.1/5.0
高い
ブランクありや子育て中でも使いやすい
その理由はしつこさ0の連絡にあり◎
詳細
6位シカカラロゴ
シカカラDH求人
約7,563件4.0/5.0
普通
DHの資格をもつアドバイザー複数在籍
非公開求人多数保有で人気が高い◎
詳細
7位
クオキャリア歯科衛生士
約1,321件4.0/5.0
普通
社保完備の求人のみをそろえる徹底ぶり
新卒/既卒ともに高評価
詳細
8位グッピー ロゴ
グッピー
約8,118件3.0/5.0
普通
適性診断・お祝い金・スカウトと好印象◎
海外での転職なら登録しておきたい
詳細
9位
レバウェル歯科
約1,890件4.0/5.0
普通
2022年サービス開始の超新星!
歯科医院のみの取り扱いなのがネック
詳細
10位JOB歯科AGENTロゴ
ジョブ歯科エージェント
約400件3.5/5.0
普通
ZOOMでの面談が心強い◎
一都三県での好条件求人が多数!
詳細
歯科衛生士におすすめの転職サイト 2024年7月現在

アンケート取得方法

迷ったら上位3位への登録をおすすめします。求人数の多い”大手”の転職サイトほど、多様な求人を見ることができるからです。

まずはそれぞれの転職サイトの特徴を見て「働きたい雇用形態・地域に対応しているか」「希望の就職先の求人があるか」を確認しましょう。

Dr.いっしー

転職活動の成功のカギは情報量です。理想の求人と出会えるよう転職サイトは複数利用するようにしましょうね。

目的別 | 歯科衛生士におすすめの転職サイト

目的別おすすめ転職サイト

実は転職サイトによって強みが違います。それぞれの転職サイトの特徴を知り、自分に合う転職サイトを選びましょう。

1つずつ解説していきます。

①転職サポートが充実しているサイト

転職サポートが充実した転職サイトは初めてや慣れない転職の方におすすめです。転職のプロであるキャリアアドバイザーがあなたを担当し、転職の手伝いをしてくれます。

キャリアアドバイザーのサポート内容
  • 求人紹介
  • 給料や待遇の条件交渉
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接の日程調整、面接対策
Dr.いっしー

自分一人で転職していたら得られないメリットですよ。

スクロールできます
順位転職サイト評価タイプ求人数個別解説
第1位の意味を示すトロフィー
1位
デンタルワーカーロゴ
デンタルワーカー
紹介型約13,000件詳細
第2位の意味を示すトロフィー
2位
デンタルハッピー ロゴ
デンタルハッピー
紹介型約6,100件詳細
第3位の意味を示すトロフィー
3位
ファーストナビ歯科衛生士ロゴ画像
ファーストナビ
紹介型約16,000件詳細
第3位の意味を示すトロフィー
3位
歯科転職ナビロゴ
歯科転職ナビ
紹介型約7,900件詳細
サポートが充実している転職サイト

もし迷ったら、いったんデンタルワーカーに登録しておけば十分です。

毎年多くの歯科衛生士が転職成功した実績を持つデンタルワーカーなら、あなたの転職を成功に導いてくれますよ。

②給与から職場を探せるサイト

高給与の職場で働きたい」、そんな思いが強いのであれば、給与から職場を探せる転職サイトを活用しましょう。

給与から検索する方法は、「年収」「月収」「時給」の3つがあります。正社員の場合、月収は最も分かりやすい指標です。

しかし高月収の求人の一部には、「給与が高く見える固定残業代込みの月収」や「長年働いても昇給がない月収」のようなブラックな職場もあります

給与を重視するのであれば「年収」という観点で職場選びをしましょう。おすすめの転職サイトは以下の通りです。

スクロールできます
順位転職サイト評価タイプ給与検索個別解説
第1位の意味を示すトロフィー
1位
デンタルワーカーロゴ
デンタルワーカー
紹介型年収・月給・時給詳細
第2位の意味を示すトロフィー
2位
ジョブメドレーロゴ
ジョブメドレー
サイト型月給・時給詳細
第3位の意味を示すトロフィー
3位
シカカラロゴ
シカカラ
紹介型月給・時給詳細
給与から職場を探せる転職サイト
管理人

ちなみに年収から給与検索ができるのはデンタルワーカーだけです。
高給与の職場で働きたいあなたはデンタルワーカーを選びましょう。

③新卒におすすめのサイト

国試・実習・就活の3つを両立し多忙を極める衛生士学生さんは、まずは学校のキャリアセンターでの就職相談がおすすめです。卒業生たちのデータを駆使し、適切なアドバイスをしてくれます。

また就活イベントや就職サポートのある転職サイトを活用すると、効率よく就活活動が行えますよ。

新卒歯科衛生士におすめの転職サイトは、以下の通りです。過去にも多くの新卒DHの就活サポートをしている下記の3サイトは、必ず利用しましょう。

スクロールできます
順位就職サイト評価タイプコメント個別解説
第1位の意味を示すトロフィー
1位
デンタルハッピー ロゴ
デンタルハッピー
紹介型利用者満足度No.1
迷ったらDENTALHAPPYで決まり
詳細
第2位の意味を示すトロフィー
2位
歯科転職ナビロゴ
歯科転職ナビ
紹介型初めての就活もフルサポート
履歴書添削面接対策あり◎
詳細
第3位の意味を示すトロフィー
3位
クオキャリア ロゴ
クオキャリア
サイト型国試対策アプリが人気!
就活フェスや新卒専用ページが
とても使いやすい
詳細
新卒歯科衛生士におすすめの転職サイト

学校では教えてくれませんが、初めて働く就職先ほど大切なものはありません

新卒でどの歯科医院で働くかによって、今後の歯科衛生士人生が決まると言っても過言ではないです。パワハラ・モラハラが飛び交うような過酷な労働環境で働くと、心も体も壊してしまうかもしれません。

管理人

長く働けるように、新卒時から十分に情報収集をし自分に合った職場で働きましょう!

就活イベントとは
就活イベントを解説

【就活イベントとは】

就活イベントとは、合同就職説明会のこと。多数の厳選された歯科医院が集まるので、1日参加するだけであなたの働きたい医院が見つかります。

  • コンシュルジュに相談ができる
  • 歯科衛生士の就活の仕方が分かる
  • 履歴書用写真の撮影ができる

【おすすめの就活イベント】

④ブランクありにおすすめのサイト

ブランクあり」の方におすすめの転職サイトを紹介します。

ブランクがあると「知識や技術に自信がない」と不安に思いますよね。なるべく自分1人で転職活動せず、できるだけエージェントに相談しましょう。

丁寧なヒアリングはもちろん、給与交渉や履歴書添削など総合的に転職のサポートをしてもらえます。

管理人

何年ブランクがあったとしても歯科衛生士は売り手市場です。
なので安心して復職しましょう。

スクロールできます
順位転職サイト評価タイプ求人数個別解説
第1位の意味を示すトロフィー
1位
デンタルワーカーロゴ
デンタルワーカー
紹介型10,071件詳細
第2位の意味を示すトロフィー
2位
歯科転職ナビロゴ
歯科転職ナビ
紹介型3,861件詳細
第3位の意味を示すトロフィー
3位
ジョブメドレーロゴ
ジョブメドレー
サイト型11,425件詳細
第3位の意味を示すトロフィー
3位
シカカラロゴ
シカカラ
紹介型1,209件詳細
ブランクありにおすすめの転職サイト
「ブランク」関連リンク
ブランク時の不安を解消する方法

歯科衛生士の転職サイト選び方

歯科衛生士転職サイト選びかた

まず事前にお伝えしておきたいポイントとして、転職サイトは複数利用するようにしましょう。なぜなら、同じ事業所の求人でも転職サイトによって給与や募集内容が違う場合があるからです。

目安は3社で、実際に使いながら合う合わないを判断して転職活動をしていくのがおすすめです。具体的には以下のようなステップで選んでいきましょう。

①歯科衛生士に特化した転職サイトを選ぶ

転職サイトによってそれぞれ得意領域が異なります。まずは歯科衛生士に特化した転職サイトを選びましょう

全体の求人数が多い総合転職サイトは、歯科関連企業や異業種の求人数は多いですが、歯科医院や病院への求人は正直とても少ないです。

歯科医院や病院への転職を希望する歯科衛生士は、必ず歯科衛生士に特化した転職サイトを選ぶようにしてください。

管理人

逆に「歯科関連企業や異業種の求人を見たい」場合は、全体の求人数の多い総合転職サイトを利用しましょう。

②自分で探すか紹介してもらうか

2つ目の選び方は、就職までの就活方法です。歯科衛生士向け転職サイトには、自分で求人を探し直接応募する「直接応募型」と、キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらう「紹介型」の2種類があります。

それぞれの特徴を知ってバランスよく活用しましょう。メリットデメリットを整理すると以下の通りです。

スクロールできます
自分で探す場合紹介してもらう場合
・求人数が多く検索機能が充実
・歯科医院から直接スカウトが届く
・サポートがきめ細やかで手厚い
・紹介経由でしか就職できない
非公開求人あり
応募から面接まですべて
自分で行う必要がある
一人で転職したい人には不向き

上記のように2種類の転職方法にはそれぞれメリット・デメリットがあります。できるだけ併用して使うようにしましょう。

また転職活動はスピード勝負です。先延ばし癖があったり、働きながら急いで次の勤務先を探したりする場合は、転職サポートのある紹介型転職サイトを活用しましょう。

一方自分で職場を探したい方や、就活に自信がある方は直接応募型を活用しましょう。

それぞれの転職方法がおすすめの人を整理すると下記のとおりです。

直接応募型
紹介型
  • 転職サポート不要
  • 困ったことがあっても自分で解決できる
  • 聞きにくい給与や条件を自分で聞ける
  • 自分で職場を探したい
  • 転職サポート希望
  • ブランクがあり不安
  • 過去何度も不採用になっている
  • 自分に合った職場を探してほしい
  • 先延ばし癖がある
管理人

直接応募型と紹介型の転職サイトを併用して、自分に合う転職方法を探しましょう!

③サポート体制が充実しているか

転職サイトを選ぶポイント3つ目は、サポート体制が充実しているかです。

転職サポートは、紹介型の転職サイトを利用する最大のメリットです。ヒアリングを通じ自分の大切にしたい条件の整理ができたり、履歴書添削や面接対策など、状況に応じたアドバイスがもらえたりします。

特に紹介型の転職サイトは、紹介経由でしか就職できない「非公開求人」を保有していて、これは自分一人での転職では得られません。キャリアアドバイザーの力を借り志望動機や自己PRを一緒に作り上げることで、内定率がぐっと上がります

ただ、「担当のキャリアアドバイザーがどれくらい面倒を見てくれるか」は、キャリアアドバイザーの忙しさや面倒見の良さ、あなたの転職へのモチベーションに左右されます

そのため何人かに相談したうえで、一番あなたの話を親身になって聞いてくれ、適切なアドバイスをしてくれるキャリアアドバイザーを見極めるようにしてくださいね。

管理人

担当者やその時の状況によってサービスの印象は変わります。
1回きりでサービスの印象を決めつけず、複数のキャリアアドバイザーと話してみましょう。

④希望の就職先の取り扱いのあるかで選ぶ

4つ目の選び方のポイントは、希望の就職先に適した転職サイトを活用することです。

歯科衛生士の就職先のほとんどは歯科医院※1ですが、それ以外にも様々な就職先があり、希望する就職先によって転職サイトに求人があるかどうか変わってきます。※1:令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

就職先転職サイトの利用コメント
歯科医院
一般歯科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・口腔外科・訪問歯科・障がい者歯科
歯科特化型を
活用しましょう
病院
国立病院・公立病院・大学病院・一般病院
求人はありますが
数が少ないです
歯科関連企業
歯科材料系・技工所系・外資系・教育系・人材紹介
大手総合or歯特化
併用がおすすめ
学校
歯科衛生士専門学校・短期大学・大学
求人はありますが
数が少ないです
施設
介護老人保健施設・介護医療院・指定介護老人福祉施設・居宅介護支援事業所
求人はありますが
数が少ないです
行政
口腔ケアセンター・保健所・市町村・県庁
転職サイトに
求人はありません

このように、就業先によって転職サイトを利用した方がいい人と利用しなくてもいい人が変わります。

自分の働きたい場所に合わせて転職サイトを活用するかどうか、あるいはどの転職サイトを利用するか決めてくださいね。

管理人

行政への就職を希望するあなたは、働きたい役所の公式サイトから歯科衛生士の募集がないか確認しましょう。

⑤複数利用しながら担当者の質を見極める

5つ目の選び方は、転職サイトは1社だけに限定せず、複数併用して担当のキャリアアドバイザーを見極めることです。

なぜならキャリアアドバイザーは、ビジネススキルが十分ではない歯科衛生士を相手にしていることもあり、決して「ハイスペックな社会人」ではありません※優秀な方はハイクラス転職エージェントや企業担当をします

実際にキャリアアドバイザーがやる仕事と言えば、歯科衛生士の話を親身になって聞き、自分の経験に基づいたアドバイスをして、条件に合う求人をテキトーな理由で紹介するだけです。極論、やろうと思えば誰でもできます

下記は良いキャリアアドバイザーを見極めるチェックリストです。

見極めチェックリスト
  • 時間をかけて話聞いてくれるか
  • 就職を希望する地域のことに詳しいか
  • キャリア相談や面接対策に時間をかけるか
  • 応募先のネガティブ面も教えてくれるか
  • 年下だとしても敬語で丁寧に話すか
  • 約束や時間を守るか

こちらのチェックリストを満たすキャリアアドバイザーであれば、あなたの実力や状況を十分に理解しベストな就職先を紹介してくれるかもしれません。

管理人

一見、気持ちを一番理解してくれるのは歯科衛生士の資格を持ったキャリアアドバイザーかと思われがちですが、上記のチェックリストに当てはまるようならはっきり言ってハズレです。ハズレをひいたら担当変更してもらいましょう。

よくある質問

よくある質問

転職サイトに関しての質問

転職サイトの利用は料金はかかりますか?

求職者は無料で利用できます。代わりに、求人募集している事業所が費用を支払います。

転職サイト/エージェントはなぜ無料で利用できるのですか?

求職者が無料で利用できるのは、職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。※参考:職業安定法32条

転職サイト/エージェントは何社利用するべきですか?

2~3社利用しましょう。

実際に当サイトで行った転職経験者へのアンケートでは、半数以上が2社以上のサービスを利用していました。

複数のサービスを利用すること「より多くの求人に出会うことができる」ため、必ず2社以上のサービスを活用しましょう。

転職サイト/転職エージェントはパート求人もありますか?

基本的にどのサービスでも、パート求人の取り扱いはあります。

しかし、やみくもにサービスを選ぶのはお勧めできません。パートの場合は求人数の多いデンタルワーカージョブメドレーシカカラDH求人を利用しましょう。

すぐに転職予定はないけれどどんな求人があるか知りたい。情報収集だけの利用も可?

情報収取だけの利用も可能です。

必ず「今すぐに転職の予定はない」「情報収集をしたい」と伝えておきましょう。

新卒やブランクありでも転職サイト/エージェントは利用できますか?

ブランクありの方は、どのサービスでも問題なく利用できます。

新卒の場合、サービスによっては利用を推奨しないケースがあります。事前にチェックしてから利用しましょう。

歯科衛生士の非公開求人とは何ですか?

一般的に公開されていないエージェントからの紹介が必要な求人情報です。

非公開求人に関しては、【歯科衛生士の非公開求人とは】という記事をご覧ください。

歯科衛生士の転職活動全般に関しての質問

転職活動で内定をもらったけどやっぱり辞退したいときは?

辞退する場合は、各事業所の採用担当者に連絡しましょう。

転職エージェントを利用している場合、担当者に辞退の旨を伝えてください。

歯科衛生士の就業者数は?

直近の調査では、全国の歯科衛生士数は145,183人です。(参考:令和4年衛生行政報告例〔就業医療関係者〕の概況

就業場所別の歯科衛生士数は以下のようになっています。

引用:日本歯科衛生士会

認定歯科衛生士の資格をとると給料は上がりますか?

日本歯科衛生士会「令和2年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」をもとに当サイトにて作成
日本歯科衛生士会以外で認定資格を持っている歯科衛生士1067人に対しアンケート調査を行った結果、認定後の待遇の変化があったのはわずか11%である。このことから、かなrずしも認定を受けたからといい、待遇改善するわけではない。
日本歯科衛生士会「令和2年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」をもとに作成

資格手当として給料に加算してくれる医療施設では、毎月1~3万円程の金額がプラスされることがあります

しかし、認定歯科衛生士をとったとしても資格手当を支給してくれる歯科医院ばかりとは限りません。

実際に令和2年日本歯科衛生士会「歯科衛生士の勤務実態調査報告書」では、9割近くの歯科衛生士が認定取得後に待遇改善がなかったと回答しています。

入社前に確認しましょう。参考:日本歯科衛生士会「認定歯科衛生士について

歯科衛生士として復職したいのですがブランクがあるので不安です

歯不安な方は、セミナーや研修を受講する方法がおすすめです。

都道府県ごとの復職支援事業に関しては「歯科衛生士の復職支援事業」をご覧ください。

歯科衛生士を辞めたい……3年続けないとダメですか?

どうしても辞めたいときは、やめてOKです。

やめたい理由によって対応方法が異なるので、詳しくは「歯科衛生士を辞めたいのは甘え?」という記事をご覧ください。

歯科衛生士の面接で落ちた理由は?

状況によってさまざまな理由が考えられます。

詳しくは「歯科衛生士の面接で落ちた理由」という記事で解説しています。

歯科衛生士の履歴書作成のポイントは?

履歴書作成時に大切なポイントは複数あります。

詳しくは「歯科衛生士『履歴書』書き方ガイド」の記事をご覧ください。

歯科衛生士の志望動機の書き方が分からない

志望動機はいくつかのポイントを押さえて書く必要があります。

詳しくは「歯科衛生士の志望動機のポイント」という記事で解説しています。

歯科衛生士免許の氏名変更時に注意することは?

氏名変更時には、新規免許発行まで最大2か月の期間がかかるため、なるべく早めに行動することが大切です。

書類に不備があると正しく受理されないため、何度も確認しましょうね。

詳しくは「歯科衛生士免許の氏名変更」の記事をご覧ください。

歯科衛生士を円満退職するために大切なことは?

最も大切なことは、退職時期に気を付けることです。

退引継ぎに十分な時間が取れるよう、できるだけ早く退職を伝えましょう。

詳しくは「歯科衛生士の円満退職ガイド」という記事で解説しています。

退職届も忘れず用意しましょうね。

歯科衛生士の給与や仕事に関しての質問

歯科衛生士の平均年収は?

厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査をもとに、 歯科衛生士の年収・月収・賞与額についてまとめました。

厚生労働省 令和5年度賃金構造基本統計調査によると、歯科衛生士の平均年収は「404.3万円」です。

事業所や都道府県別の年収は詳しくは「歯科衛生士の平均年収いくら?」という記事で解説しています。

歯科衛生士が稼ぐ方法は?

今より稼ぐ方法は以下の4つです。

  • 転職
  • 副業
  • 資産運用
  • 独立

詳細は「歯科衛生士は稼げない?給料が低い理由と対処法」という記事をご覧ください。

歯科衛生士は年収1000万円稼ぐことは可能?

限りなく不可能に近いです。詳しくは「歯科衛生士は年収1000万円稼げる?」という記事で解説しています。

そのほか年収に関する記事はこちらからご覧ください。

歯科衛生士は副業をしてもいい?

副業をしても良いかどうかは、各勤務先の就業規則によって異なります。

おすすめの副業や、注意点を知りたい方は「歯科衛生士におすすめの副業」という記事をご覧ください。

歯科衛生士の給料は安いですか?

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査より医療福祉系国家資格の年収ランキング 歯科衛生士の年収は404万円で、他の医療福祉系国家資格と比較して低い。

代表的な医療福祉系国家資格と比較すると、歯科衛生士の給料は安いです。

歯科衛生士の給料は安い?」という記事では、歯科衛生士の給料について様々な軸で調査しています。

歯科衛生士の手取り額について知りたい。

歯科衛生士の平均月給は29万6,200円であり、所得税などの控除額を除くと『月の手取りは約22.8万円』です。

総支給額から引かれるものや給与明細の見方に関しては「歯科衛生士の手取りはいくら?」という記事をご覧ください。

ファーストナビ歯科衛生士はしつこいの?

実際にしつこいという口コミもありましたが、しつこいときの対処法を知っておけば上手に活用できますよ。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ファーストナビ歯科衛生士の退会方法は?

こちらの記事で退会方法を解説しています。

歯科業界の最新動向に関する資料

データで知る歯科業界

歯科医院・歯科医師に関する資料

歯科診療所件数の年次推移

歯科診療所件数の年次推移
  • 2016年まで増加傾向だが、2017年以降減少に転じる。
  • 人口減少ならびに歯科医師国家試験合格者数の制限より、今後歯科診療所は微減し続けると予想される。

都道府県別歯科診療所数

都道府県別歯科診療所数
  • 東京都が最も多く、最も少ない鳥取県の42倍の歯科医院を有する。
  • 地域によってかなりばらつきがある。

都道府県別歯科診療所数-3年推移

都道府県別歯科医院数3年推移
  • 東京都の歯科医院数が抜きん出て多い。
  • 一部の都道府県を除き、横ばいもしくは微減している。

都道府県別歯科診療所数 上位10都道府県

都道府県別歯科医院数
上位10都道府県
  • 東京都の歯科医院数は全国的に見て圧倒的に多い。
  • 歯科医院の数は人口や市場規模、歯科衛生士学校数、歯学部数に必ずしも比例していない。

都道府県別歯科診療所数 下位10都道府県

都道府県別歯科医院数 下位10都道府県
  • 人口が少ない都道府県は歯科医院数も少ない。
  • 人口密度が少ない都道府県は歯科医院数も少ない。

地方での医療アクセスの悪さが懸念される。

対10万人あたりの都道府県別施設数 上位10

対人口10万人あたりの歯科医院数
上位10都道府県
  • 東京が最も多く、医療サービスの高い需要が影響していると考えられる。
  • 歯学部の設置されていない和歌山、兵庫が10位以内であることから、歯学部数に必ずしも比例していない。

対10万人あたりの都道府県別施設数 下位10

対人口10万人あたりの歯科医院数 下位10都道府県
  • 下位10都道府県にはいずれも歯学部を有する大学がない。
  • 人口数や人口密度との相関が考えられる。

歯科医師数の年次推移

  • 虫歯の洪水時代から歯学部が多数設置され、歯科医師数が増えすぎたため定員を縮小した背景がある。

都道府県別歯学部数

北海道・東北地方
  • 北海道:2校(北海道大学、北海道医療大学)
  • 岩手県:1校(岩手医科大学)
  • 宮城県:1校(東北大学)
  • 福島県:1校(奥羽大学)
関東地方
  • 東京都:4校(東京医科歯科大学、日本大学、日本歯科大学、昭和大学)
  • 千葉県:3校(東京歯科大学、明海大学、日本大学松戸歯学部)
  • 神奈川県:2校(鶴見大学、神奈川歯科大学)
  • 埼玉県:1校(明海大学)
中部地方
  • 新潟県:2校(新潟大学、日本歯科大学新潟キャンパス)
  • 長野県:1校(松本歯科大学)
  • 岐阜県:1校(朝日大学)
  • 愛知県:1校(愛知学院大学)
近畿地方
  • 大阪府:2校(大阪大学、大阪歯科大学)
中国・四国地方
  • 岡山県:1校(岡山大学)
  • 広島県:1校(広島大学)
  • 徳島県:1校(徳島大学)
九州地方
  • 福岡県:3校(九州大学、福岡歯科大学、九州歯科大学)
  • 長崎県:1校(長崎大学)
  • 鹿児島県:1校(鹿児島大学)
  • 歯学部設置大学が2つ以上の自治体が7都道府県ある一方、北陸地方のように1つも歯学部がない地域もある。

歯科衛生士に関する資料

歯科衛生士の平均年収

  • 全都道府県含めた歯科衛生士の平均年収は404万円であり、日本人の平均年収よりも低い。

歯科衛生士の年収推移(2001-2023)

厚生労働省 平成13年から令和4年の賃金構造基本統計調査より歯科衛生士の年収推移
  • 直近20年間で歯科衛生士の平均年収は60万円近く上昇した。

歯科衛生士の都道府県別年収ランキング

  • 1位の岐阜県と最下位の福島県では約300万円の差がある。
  • 四国、東北、中国地方は平均年収が低い。

どの都道府県で働くかが重要

年齢階級別歯科衛生士数

  • 54歳までの全年代で、比較的同程度の人数が歯科衛生士として就業している。

就業場所別歯科衛生士数

  • 約91%の歯科衛生士が診療所に就業している。

日本全体及び女性の平均年収との比較

歯科衛生士の平均年収を日本全体および女性の平均年収と比較した折れ線グラフ
国税庁「標本調査結果」をもとに作成
  • 歯科衛生士の平均年収は、日本人の平均年収より低く、女性の平均年収より高い。

歯科衛生士国家試験合格者数の推移

歯科衛生士国家試験合格者数の推移
2006年から2024年までの受験者数、合格者数、合格率を表している。
  • 2006年から2024年までの歯科衛生士国家試験の平均合格率は95.44%であり、高い水準を維持している。
  • 2013年には2年制から3年制への移行により受験者数が大幅に減少したが、全体的に合格者数と合格率は年ごとに安定している。

2001年に日本で初めて3年制過程を導入したのは、宮城高等歯科衛生士学院

歯科衛生士の年代別平均年収

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」をもとに作成
歯科衛生士の年代別平均年収
  • 年代別の平均年収は、65~69歳が最も高く約635.6万円である。
  • 勤続年数や年齢と平均年収は必ずしも比例しない。

勤続年数別平均年収

勤続年数別平均年収
厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」および国税庁「令和4年民間給与実態統計調査結果」をもとに作成
  • 勤続年数が1~4年の場合、歯科衛生士の年収が最も高い。
  • 勤続年数が5年を超えると、日本全体の平均年収の方が高くなる。

歯科衛生士は勤続年数が短い間は高収入を得やすいが、

長期的には他の職種に比べて収入が劣る傾向がある。

参考文献・及びWEBサイト
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